――彼氏とラブラブで「幸せすぎて怖い」、「こんなに幸せすぎていいのか」という悩みを持つ女の子が実は多いのですが、なぜ怖くなるのでしょうか?
――彼氏とラブラブで「幸せすぎて怖い」、「こんなに幸せすぎていいのか」という悩みを持つ女の子が実は多いのですが、
なぜ怖くなるのでしょうか?
矢田氏:怖くなるのは、女の子の弱さだと思います。これまで自分が付き合ったことのないような素敵な男性と結ばれて、「自分の力以上のものを手に入れてしまった」という意識から来る不安ですね。また、「幸せの絶頂を失いたくない」という気持ちの表れでもあります。人が不安を感じるポイントの1つに、「とても大切なものを失ってしまうとき」が揚げられると思います。この感覚は、女性に限らず男性にもあるものです。
――この不安の解消法は?
矢田氏:変に気を使ったり、「好き? 好き?」と、何度も聞いたりするようなことは、なるべくさけて、リラックスして彼に接することが大切です。もう始まっている恋なのだから、例えば、食べたいものとか、行きたいところなど、素直に自分の意見を言えばいい。相手に気を使うと、気持ちに温度差ができてしまって、どんどん不安になってしまうものです。その不安が相手に伝わることで、あなたの魅力を低下させるかもしれません。
つまりは自分に自信を持つことです。
――彼が自分のことを愛してくれている気持ちを維持するテクニックってあるのでしょうか?
矢田氏:やっぱり、気持ちの温度差を作らないことが重要です。彼が無言になった時、何を考えているんだろうとか、一緒にいて楽しいのかとか、焦ってマイナス思考になるのではなく、付き合うに至るまで、彼が自分のどこを好きになったのかに沿って行動すれば、温度差は少なくなると思います。彼の反応に手ごたえがなくても大丈夫! 焦らずに、彼が好きになってくれた自然体の自分で恋愛しましょう。
――「幸せすぎて怖い!」という恋が、本物かを見極める方法は?
矢田氏:恋にはいろいろな始まり方があります。中には不倫の恋もあるでしょう。その恋を一概に本物か偽物か区別することは難しいものです。ただ、気に掛けるべきことは、彼の人間性や価値を“客観的に見極める”ことです。ひと呼吸おいて、自分の友達から同じように、「幸せすぎて怖い」という相談の電話があったと想像してみてください。
そのとき、自分だったら、その子になんてアドバイスをしてあげるのかを考え、“客観的な見方”と“主観的な見方(あなたが知る彼の全て)”ができると、見極めが可能になると思います。「幸せすぎて怖い」ということは、あなた自身が、今の彼との恋愛を、完璧な状態と直感で判断しているということですので、本来は、特に見極める必要性もなく、大半の場合で、「相思相愛のケース」が多いといえるでしょう。従って、幸せすぎて怖い方は、そんなにマイナス思考になる必要はありません。怖いと考えると、本当に怖い方向へ恋が進んでしまうかもしれません。本物の恋かどうかを見極める基本的な方法をお教えするとすれば、「言葉よりも行動」にあります。
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